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動画撮影時のフォーカスに関する機能を設定できます。


撮影画面で MENU/OK ボタンを押して、G(フォーカス設定)タブを選びます。

メニューに表示される項目は、撮影モードによって異なります。

Fフォーカスエリア選択

静止画撮影メニューと同じ機能ですが、静止画とは別に設定してください(aフォーカスエリア選択)。

動画AFモード

動画撮影時のピント合わせの方法を変更できます。

設定 説明
オートエリア カメラが自動的にピントを合わせます。
エリア選択 ピントを合わせるエリアを選べます。

FAF-Cカスタム設定

動画撮影時にフォーカスモードを C に設定したときのピントの追従性を設定します。

被写体保持特性

AFエリアに距離差のある被写体以外のものが入ってきた場合、それまで追っていた被写体を保持するかどうかを決める特性です。被写体保持特性については、「AF-Cカスタム設定」の「各設定の特性について」の「被写体保持特性」を参照してください(a被写体保持特性)。

設定値
0 1 2 3 4

数値が大きいほど、意図しない被写体にピントが合ってしまうと、ピントを合わせたい被写体になかなか切り替わらない場合があります。

数値が小さいほど、AFエリアに入ってきた意図しない被写体に切り替わる場合があります。

AF速度

AFでピントを合わせる速度を調整します。速度を速くしたいときは「+」側に、遅くしたいときは「-」側に設定します。

設定値
-5 -4 -3 -2 -1 0 +1 +2 +3 +4 +5

xFAF補助光

静止画と共通のメニューです(axFAF補助光(静止画))。設定を変更すると静止画撮影メニューの設定も同時に変更されます。

F顔検出/瞳AF設定

動画撮影時の顔検出の設定ができます。

設定 説明
顔検出ON 設定については「顔検出/瞳AF設定」(a顔検出/瞳AF設定)を参照してください。
OFF 顔検出も瞳AFも使用しません。

動画撮影時はフォーカスモード切換レバーを S にしても、Gフォーカス設定 > F顔検出/瞳AF設定顔検出ON のときは、自動的に C(コンティニュアスAF)になります。また、フォーカスモードが M のときは、F顔検出/瞳AF設定顔検出ON にしても顔検出は行われません。

FMFアシスト

マニュアルフォーカス時(フォーカスモードが M のとき)のピント確認方法を設定します。

設定 説明
スタンダード 通常表示です(フォーカスピーキング機能を使用しません)。
フォーカス
ピーキング
コントラストの高い輪郭部分を強調して表示します。表示色とピーキングレベルの組み合わせを選べます。

Fフォーカスチェック

静止画撮影メニューと同じ機能ですが、静止画とは別に設定してください(aフォーカスチェック)。

xFワンプッシュAF時の動作

静止画と共通のメニューです(axFワンプッシュAF時の動作(静止画))。設定を変更すると静止画撮影メニューの設定も同時に変更されます。

xF被写界深度スケール

静止画と共通のメニューです(axF被写界深度スケール(静止画))。設定を変更すると静止画撮影メニューの設定も同時に変更されます。

xFフォーカスリミッター

静止画と共通のメニューです(axFフォーカスリミッター(静止画))。設定を変更すると静止画撮影メニューの設定も同時に変更されます。

xFタッチパネルモード

液晶画面(LCD)のタッチ操作で、ピント合わせやフォーカスエリア選択ができるように設定できます。

タッチパネルモード 意味
ショット シャッターボタンを押す代わりに、ピントを合わせたいところの画面をタッチして動画撮影を開始します。動画撮影中は AF モードに変更されます。動画撮影を終了するときは、シャッターボタンを押してください。
AF

ピントを合わせたいところの画面をタッチして、ピント合わせを行います。シャッターボタンを全押しすると動画撮影を開始し、もう一度全押しすると動画撮影を終了します。

  • フォーカスモードが S(AF-S)のときは、動画撮影中にもう一度画面をタッチすると、タッチした場所でピントを合わせ直します。
  • フォーカスモードが C(AF-C)のときは、動画撮影中、タッチした場所にピントを合わせ続けます。
  • フォーカスモードが M(MF)のときは、ワンプッシュAFの動作を行い、動画撮影中にもう一度画面をタッチすると、タッチした場所にフォーカスエリアを移動させます。
エリア選択

フォーカスエリアに設定したい場所をタッチすると、タッチした場所にフォーカスエリアが移動します。シャッターボタンを全押しすると動画撮影を開始し、もう一度全押しすると動画撮影を終了します。

  • フォーカスモードが S(AF-S)のときは、動画撮影中に もう一度画面をタッチすると、タッチした場所にフォーカスエリアが移動します。ピント合わせをする場合は、AF-ON を割り当てたボタンを押してください。
  • フォーカスモードが C(AF-C)のときは、動画撮影中、タッチした場所にピントを合わせ続けます。
  • フォーカスモードが M(MF)のときは、タッチした場所にフォーカスエリアを移動させます。
OFF タッチ操作を行いません。

D操作ボタン・ダイヤル設定 > タッチパネル設定 > xタッチパネル設定OFF のときは、タッチパネルモードアイコンは非表示になり、タッチ操作の切り替えはできません。

静止画撮影メニューにある同じ機能の設定も同時に変更されます(axFタッチパネルモード(静止画))。

ピント位置拡大中のタッチパネルの動作

ピント位置拡大中(フォーカスチェックがオンのとき)は、タッチパネルの動作が異なります。

画面の中央をタッチしたときの動作

画面の中央をタッチしたときは、以下のように動作します。

タッチパネルモード 動画時
ショット AF-S:AF
MF:ワンプッシュAF
AF AF-S:AF
MF:ワンプッシュAF
エリア選択 AF-S:AF
MF:ワンプッシュAF
OFF AF-S/MF:OFF

画面の中央以外の場所をタッチしたときの動作

タッチパネルモードや静止画/動画撮影の状態に関わらず、シングルタッチすると常に拡大表示する位置が移動するだけで、他の動作は行いません。

フォーカスチェックロック

拡大表示中に動画撮影を開始したときに、拡大表示を維持したまま撮影するかどうかを設定できます。

設定値
ON OFF