撮影時に使う機能を設定できます。
撮影画面でMENU/OKボタンを押して、D(撮影メニュー4)タブを選びます。
メニューに表示される項目は、撮影モードによって異なります。
液晶画面(LCD)のタッチ操作で、撮影やフォーカスエリア選択ができるように設定できます(a 撮影時のタッチ操作について)。
タッチ操作でデジタルズーム撮影ができるように設定できます(a タッチズーム撮影)。
マニュアルフォーカス時(Fフォーカス設定 > フォーカスモードがマニュアルフォーカスのとき)のピント確認方法を設定します。
設定 | 説明 |
---|---|
スタンダード | 通常表示です。 |
フォーカス ピーキング |
コントラストの高い輪郭部分を強調して表示します。表示色とピーキングレベルの組み合わせを選べます。 |
カメラが被写体の明るさを測定する方法を変更できます。撮影状況により、適正な明るさ(露出)にならないときに使用します。
測光モードを変更するときは、Fフォーカス設定 > 顔検出/瞳AF設定を顔検出 OFF/瞳AF OFFにしてください。
設定 | 説明 |
---|---|
oマルチ | 被写体の輝度分布や色、背景や構図などの情報を瞬時にカメラが判断し、さまざまな撮影状況で適正な露出が得られます。通常の撮影では、o(マルチ)をおすすめします。 |
pスポット | 画面中央部約2%部分の露出が最適になるように測光します。逆光時など、被写体と背景の明るさが大きく異なるときなどに使用します。 |
qアベレージ | 画面全体を平均して測光します。構図や被写体により露出が変化しにくい特長があり、白や黒の服を着た人や風景の撮影などに使用します。 |
ONにすると、C測光がスポットでFフォーカス設定のAFモードがシングルポイントのときにフォーカスフレームの位置に連動して測光します。
設定値 | |
---|---|
ON | OFF |
フラッシュのモードや発光量を変更できます。
使用するフラッシュのモードを選べます。
設定 | 説明 |
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オート(表示なし) K赤目軽減オートフラッシュ* |
カメラが暗いと判断したときにフラッシュが発光します。 |
N強制発光 L赤目軽減 + 強制発光フラッシュ* |
周囲の明るさにかかわらず、フラッシュが発光します。 |
Oスローシンクロ M赤目軽減 + スローシンクロ* |
夜景と人物の両方をきれいに撮影できます。明るい場所では露出オーバーになることがあります。 |
l後幕シンクロ d赤目軽減 + 後幕シンクロ* |
シャッターを閉じる直前にフラッシュが発光します。 |
Dコマンダー | スレーブ対応の外部フラッシュを同調させます。 |
P発光禁止 | 周囲や被写体の明るさに関わらず、フラッシュは発光しません。暗いときは三脚の使用をおすすめします。フラッシュを閉じても発光禁止になります。 |
* 暗い場所でフラッシュ撮影したときに、フラッシュの光が目の中で反射することにより瞳が赤く写る現象を「赤目現象」といいます。Fフォーカス設定 > 顔検出/瞳AF設定の顔検出とpフラッシュ設定 > 赤目補正をONにした場合、フラッシュ発光時には必ず赤目軽減を行います。
撮影目的や撮影条件に合わせて、フラッシュの発光量を変更できます。
設定値 | ||||||||||||
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+2 | +1 2/3 | +1 1/3 | +1 | +2/3 | +1/3 | ±0 | -1/3 | -2/3 | -1 | -1 1/3 | -1 2/3 | -2 |
被写体の条件や撮影距離などによって、発光量の補正効果が得られない場合があります。
暗い場所でフラッシュ撮影したときに、「赤目現象」を軽減します。
設定値 | |
---|---|
ON | OFF |
顔が検出できないときは、赤目補正されません。
RAWファイルの画像は、赤目補正できません。
動画撮影に関する設定を変更できます。
撮影する動画の画像サイズとフレームレートを変更できます。
設定 | 説明 |
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V2160/15P |
フレームレートが15fpsの3840×2160の4K動画 撮影した動画をカメラで再生する場合は、UHSスピードクラス3以上のカードをお使いください。 |
i1080/59.94P |
フレームレートが59.94fps、50fps、24fps、23.98fpsの1920×1080の動画 |
h720/59.94P |
フレームレートが59.94fps、50fps、24fps、23.98fpsの1280×720の動画 |
HDハイスピード動画を設定します。素早く動く被写体の撮影や、肉眼では確認しづらい一瞬のアクションもスローモーションのような映像で楽しむことができます。バッティングのスイング、動きの速い昆虫や水流などの撮影に有効です。
設定 | 説明 |
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1.6×a59.94P F100P |
フレームレートが100 fpsの1280 × 720の動画を記録します。再生時はそれぞれ1.6倍、2倍、3.3倍、4倍のスロー再生になります。 |
2×a50P F100P |
|
3.3×a29.97P F100P |
|
4×a25P F100P |
|
OFF | HDハイスピード動画は撮影しません。 |
音声は記録されません。
通常動画に比べて画像サイズが小さくなります。
撮影開始と同時にピント、露出、ホワイトバランスが固定されます。
高速撮影のため、室内などの暗い場所で撮影すると暗い動画となる場合があります。
日中の屋外など明るい場所での撮影をおすすめいたします。
撮影後はパソコンでもスロー再生が可能です。
撮影する動画のISO感度を変更できます。
設定 | 説明 |
---|---|
AUTO | 被写体の明るさに応じてISO感度が自動的に設定されます。 |
6400~400 | 設定値を選べます。設定した値は、画面に表示されます。 |
設定したISO感度は静止画撮影には反映されません。
撮影する動画のフォーカスモードを変更できます。
設定 | 説明 |
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マニュアルフォーカス | 意図した場所にピントを手動で合わせます。 |
コンティニュアスAF | コンティニュアスAFで動画を撮影します。 |
シングルAF | シングルAFで動画を撮影します。 |
動画撮影時のピント合わせの方法を変更できます。
設定 | 説明 |
---|---|
オートエリア | カメラが自動的にピントを合わせます。 |
エリア選択 | ピントを合わせるエリアを選べます。 |
ONにすると、動画をHDMIで出力したときに、カメラに表示されている情報表示をそのまま表示します。
設定値 | |
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ON | OFF |
カメラをHDMIケーブルで4K対応の外部レコーダーなどに接続する場合、4K映像をどのように記録またはHDMI出力するかを設定します。
設定 | 説明 |
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bカード | 4K映像がメモリーカードに記録され、外部レコーダーにも4K映像が出力されます。 |
HDMI | 映像はメモリーカードに記録されず、外部レコーダーに4K映像が出力されます。 |
動画撮影時に、シャッターボタンと連動して動画の開始/停止制御信号をHDMI機器に送るかどうかを設定します。
設定値 | |
---|---|
ON | OFF |
内蔵マイクまたは外部マイクの音量を調節できます。
設定値 | |||
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4 | 3 | 2 | 1 |
マイク/リモートレリーズ端子にマイクを取り付ける場合はmマイク、リモートレリーズを取り付ける場合はnリモートレリーズを選択してください。
設定値 | |
---|---|
mマイク | nリモートレリーズ |