このカメラの特徴と使用上のご注意
防水・防塵・耐衝撃性能について
防水/ 防塵機能について
このカメラはJIS 防水保護等級8 級、JIS 防塵保護等級6 級(IP68)相当の防水・防塵機能を備えています。
このカメラの耐衝撃性は、MIL-Standard 810F Method 516.5-Shock の測定方法に準じた、当社独自の基準(高さ:1.80m、落下面: 厚さ5cm合板)での落下テストをクリアしています。
※ 当社試験条件によるものであり、すべての状態において無破壊、無故障、防水を保証するものではありません。
※ このカメラの付属品には防水機能はありません。
使用前のご注意/ご確認事項
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防水パッキンや防水パッキンの当たる面にゴミや砂等の異物がついていないかを確認し、異物が付着している場合は柔らかく乾いた布でふき取ってください。
防水パッキンに傷や変形があるときは防水パッキンの交換をしてください(防水パッキンの交換は有料です)。そのまま使用すると浸水する可能性があります。詳しくは、お買い上げ店または弊社サービスステーションにご相談ください。
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バッテリーカバーを本体に押し当てながら(A)開閉ダイヤルを「カチッ」と音(感触)がするまで回して(B)、確実にロックしてください。
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必ずバッテリーカバーが確実にロックされていることを確認してください(開閉ダイヤルを逆に回して、バッテリーカバーが開かないことを確認してください)。
このカメラは、レンズ正面に保護ガラスを使用しています。保護ガラスが汚れていると、撮影した画像に影響を与えますので、保護ガラスは常にきれいな状態を保つようにしてください。
必ずバッテリーカバーが確実にロックされていることを確認してください。カメラの内部に、水・泥・砂が入ると故障の原因になります。
砂・ほこりの多い場所や水辺(海上・湖上・海辺・湖畔等)、および濡れた手でバッテリーカバーの開け閉めはしないでください。浸水故障の原因になります。
バッテリー、メモリーカードの交換やUSB ケーブル、HDMI ケーブルの接続は、カメラが完全に乾いた状態で行ってください。
このカメラは水中で沈みます。必ずストラップを取り付け、使用する際には腕に巻いて落ちないように注意してください。
使用中のご注意/ご確認事項
水深25.0mを超えては使用しないでください。
水中で120分以上使用しないでください。
内部は防水仕様ではありません。水中では、バッテリーカバーの開け閉めはしないでください。
温泉/温水では使用できません。
水中に勢いよく飛び込むなど、カメラに強い振動、圧力、衝撃が加わると防水機能が損なわれる原因になります。強い振動・圧力・衝撃が加わった場合は、お買い上げ店または弊社サービスステーションにご相談ください。
水洗いしてカメラを完全に乾かすまでは、バッテリーカバーを開閉しないでください。
水中でのご使用後は60分以上放置しないでください。
カメラを砂の上に置いたままにすると、カメラの使用温度を超えたり、スピーカーやマイクに砂が詰まったりすることがあります。
日焼け止めやサンオイルなどが付着すると、カメラの表面が変色することがあります。万一付着したときは、ぬるま湯で洗い流してください。
付属のストラップは、水濡れや摩擦により色落ちや色移りが発生する場合がありますので、ご注意ください。
使用後のご注意/ご確認事項
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カメラを海中で使用したときや、砂、泥、ほこりなどがカメラに付着するような場所で使用したときなどは、バッテリーカバーをしっかり閉めて、水道水を少し流しながら水洗いするか、容器にためた真水の中で10分程度、つけ置き洗いしてください。
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水洗い後は柔らかく乾いた布で水滴をふき取り、風通しのよい日陰で乾かしてください。
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乾かした後は、水滴が付いていないことを確認してからバッテリーカバーを開けてください。内側に水滴や砂粒・ゴミが残っていた場合は、柔らかく乾いた布を用いてふき取ってください。
防水パッキンやパッキンの当たる面にゴミや砂が付いたときは、よく拭き取ってください。そのままにすると、パッキンやパッキンの当たる面に傷がつきます。パッキンの傷やへこみは防水効果を損ないます。
石けん水・中性洗剤・アルコール・薬品などでの洗浄は、防水効果を損ないますのでしないでください。
使用後は、カメラについた水滴や汚れを乾いた布できれいに拭き取り、バッテリーカバーをしっかり閉めて、真水に10分程度入れてください。その後、十分に乾燥させてください。
保管・お手入れについて
高温(40℃以上)や低温(0℃以下)の場所に放置しないでください。
このカメラの防水パッキンの性能は、1 年以上経過すると劣化しますので、1年に1度、防水パッキンの交換をおすすめします(防水パッキンの交換は有料です)。詳しくは、お買い上げ店または弊社サービスステーションにご相談ください。
レンズの内側が曇るとき(結露)
レンズの内側の曇りは故障や不具合ではありません。使用環境により、発生する場合があります。
高温・多湿、砂やほこりの多い場所を避け、周囲の温度が一定の場所で電源をオフにしてからバッテリーカバーを開けてください。カバーを開けた状態で放置し、周囲の温度になじませると曇りが取れます。
レンズの内側が曇りやすい条件
気温の高い陸上から急に温度の低い水中で使用した場合
寒冷地から屋内などの暖かい場所に持ち込んだ場合
多湿な環境でバッテリーカバーを開けた場合
寒冷地でのご使用について
使用環境温度が下がると、バッテリーの性能が一時的に低下し、撮影可能枚数が少なくなります。寒冷地で使用する場合はカメラを防寒具や衣服の内側に入れるなど、保温しながらお使いください。
バッテリーは付属のNP-45Sをご使用ください。
低温下では、液晶の表示応答速度が遅くなることもありますが、これは液晶の性質によるもので、故障ではありません。