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オートフォーカスに関する設定を変更できます。

フォーカスエリア選択

フォーカスモードが S または C のときのピント合わせのエリアを変更できます。フォーカスモードが M のときは、オートフォーカスでピントを合わせる位置や拡大表示する位置を変更できます。

AFモード

フォーカスモードが S または C のときのAFエリア選択の方法を設定します。

シングルポイント
フォーカスエリア選択で設定したフォーカスエリアで、ピントを合わせます。被写体をピンポイントで撮影するときに便利です。
ゾーン
フォーカスエリア選択で設定したフォーカスエリアで、ピントを合わせます。77のエリアの中から5×3、5×5、3×3のゾーンを選択できます。動く被写体を撮影するときに便利です。
ワイド/トラッキング
フォーカスモードがSのとき(ワイド):シャッターボタンを半押しすると、画面内にあるコントラストが高い被写体にピントを合わせます。ピントの合った複数の位置にAFエリアが表示されます。
フォーカスモードがCのとき(トラッキング):フォーカスエリア選択で設定したフォーカスエリアにピントを合わせます。シャッターボタンを半押ししている間は被写体の動きに合わせてピントを合わせ続けます。

小さい被写体や高速で動く被写体の場合は、オートフォーカスが合わないことがあります。

レリーズ優先/フォーカス優先

シャッターボタンを全押ししたときの動作を設定できます。フォーカスモードが AF-S のときと、AF-C のときのそれぞれを個別に設定できます。

レリーズ
ピントが合っていなくてもすぐに撮影できます。シャッタータイミングを優先したいときに設定します。
フォーカス
ピントが合うまで撮影できません。ピントを合わせてから撮影したいときに設定します。

ワンプッシュAF時の動作

フォーカスモードが M のときの AF-L/AE-L ボタンによるピント合わせの方法を変更できます。

AF-S
ボタンを押すとピントを合せます。
AF-C
ボタンを押している間、ピントを合わせ続けます。

顔キレイナビ

顔キレイナビを使うと、カメラが人物の顔を検出し、背景よりも顔にピントと明るさを合わせ、人物を明るく目立つように撮影できます。人物が左右に並んでいるときなど、背景にピントが合いがちなシーンでの撮影に適しています。

  • 人物の顔の上に緑色の枠が表示されます。
  • カメラが複数の顔を検出した場合、中央付近の顔の上に緑色の枠が、その他の顔の上に白い枠が表示されます。

縦位置撮影時も顔を検出できます。

撮影の直前に被写体やカメラが動いたときは、緑色の枠の位置から顔がずれて写ることがあります。

各撮影モードでピントは人物の顔に合いますが、モード設定に応じた明るさになるため、人物の顔が適正な明るさにならないことがあります。

瞳AF

顔キレイナビON のときにカメラが人物の瞳を検出すると、目にピントを合わせることができます。

AUTO
カメラが自動的に左右のどちらかの目にピントを合わせます。
右目優先
右目にピントを合わせます。
左目優先
左目にピントを合わせます。
OFF
瞳AF機能は使用しません。

メガネをかけた状態や髪の毛で目が隠れている状態など瞳を検出できない場合があります。瞳を検出できず目にピントを合わせることができない場合は、顔を検出して顔にピントを合わせます。

プリAF

ON にすると、シャッターボタンを半押ししていないときもAFサーチを実行します。

ON にすると、常にAFサーチを行うので、AFにかかる時間の短縮効果が見込めますが、バッテリーの消耗が早くなります。

AF補助光

ON にすると、シャッターボタンを半押ししてからピントが合うまでの間、AF補助光が発光します。AF補助光は、暗い被写体のピントを合わせやすくするための光です。

セットアップメニューの 電子音&フラッシュOFF にすると、AF補助光は発光しません。

シーンによっては、発光してもピントが合いづらいことがあります。

マクロ撮影など、被写体に近づいた撮影では、AF補助光の効果が十分に得られない場合があります。

人の目に近づけて発光させないでください。