フラッシュ撮影
夜や暗い室内で撮影をするときは、 フラッシュをお使いください。
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N(フラッシュポップアップ)レバーを矢印の方向に引いて、フラッシュをポップアップします。
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撮影メニューのF フラッシュ設定 > フラッシュ機能設定を選びます。
ポップアップ式フラッシュの設定画面が表示されます。
フラッシュをポップアップしていない場合や、ホットシューに何も接続されていない場合、またはカメラに対応したクリップオンフラッシュ以外が接続されている場合は、シンクロターミナルの設定画面が表示されます(aシンクロターミナル)。必ずフラッシュをポップアップしてから設定してください。
この設定はショートカット機能でも設定できます(aショートカット機能について)
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フラッシュの設定を変更します(aフラッシュ機能設定)。
フォーカスレバーで変更する項目を選び、リアコマンドダイヤルで設定値を変更します。
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DISP/BACKボタンを押します。
フラッシュモードが設定されます。
ご使用の交換レンズや撮影距離によっては、フラッシュのケラレが発生することがあります。
フラッシュポップアップ部に触れると、エッジでケガをすることがありますのでご注意ください。
電子シャッターを使用しているときやパノラマ撮影などを行っているときは、フラッシュは発光しません。
撮影モードがS(シャッタースピード優先)またはM(マニュアル)のときは、シャッタースピードを同調速度180Xよりも長い時間に設定してください。
TTLモードでは、フラッシュは予備発光と本発光で数回発光します。撮影が完了するまでカメラを動かさないでください。
D 基本設定 > 電子音&フラッシュをOFFにしているときは、フラッシュは発光しません。
フラッシュ機能設定
ポップアップ式フラッシュでは、以下の項目を設定できます。
項目 | 設定/説明 |
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Aモード |
フラッシュの発光モードを選びます。 TTL:TTL自動調光で発光します。調光補正で発光量を調整し、TTLモードでTTL撮影の発光モードを選択します。 M:被写体の明るさやカメラ側の設定に関わらず、常に一定の光量で発光します。発光量でフル発光(1/1)から1/64発光までの発光強度を設定できます。状況によっては、フラッシュの発光強度を少量に設定すると、設定値が十分に反映されない場合があります。実際の撮影画像で確認してください。 C(コマンダー):スタジオフラッシュなど、主灯の発光に同期して発光可能なスレーブフラッシュをコントロールするときに選択します。 D(OFF):フラッシュを使用しません。 |
B調光補正/発光量 |
フラッシュの調光補正または発光量を設定します。設定値は選択している発光モードによって異なります。 |
CTTLモード |
TTL撮影の発光モードを選びます。カメラの撮影モード(P、S、A、M)によって選択可能な設定が異なります。 E(フラッシュ発光AUTO):被写体の明るさに応じて、発光・非発光の判断を含めて適切な発光をカメラが自動で制御します。被写体が十分に明るい場合、フラッシュは発光しません。フラッシュが発光するときは、シャッターボタンを半押しすると、画面に F が表示されます。 F(スタンダード):一般的なフラッシュ撮影に使用します。発光強度はカメラが自動でコントロールします。カメラのシャッターボタンを押したときに、フラッシュが充電されていないときは、撮影を優先して非発光で撮影します。 G(スローシンクロ):夜景と人物の両方をきれいに撮影できます。カメラのシャッタースピードが低速に設定されます。カメラのシャッターボタンを押したときにフラッシュが充電されていないときは、撮影を優先して非発光で撮影します。 |
D同調モード |
フラッシュが発光するタイミングを選びます。 H(先幕):シャッターが開いた直後にフラッシュが発光します。通常の撮影ではこちらを選んでください。 I(後幕):シャッターが閉じる直前にフラッシュが発光します。 |
赤目補正について
暗い場所でフラッシュ撮影したときに、フラッシュの光が目の中で反射することにより瞳が赤く写る現象を「赤目現象」といいます。赤目現象を補正したいときは、Fフラッシュ設定 > 赤目補正をOFF以外に設定します。Gフォーカス設定 > 顔検出/瞳AF設定を顔検出ONに設定する必要があります。
フラッシュ使用時のシャッタースピードについて
フラッシュ撮影したときのシャッタースピード同調速度は1/180秒以下です。
別売フラッシュについて
このカメラでは、別売の富士フイルム製クリップオンフラッシュが使用できます。
他社製のフラッシュをお使いになるときのご注意
カメラのホットシューに300V以上の電圧がかかるフラッシュは使用できません。