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撮影時に使う機能を設定できます。


撮影画面でMENU/OKボタンを押して、D(撮影メニュー4)タブを選びます。

メニューに表示される項目は、撮影モードによって異なります。

M タッチズーム

タッチ操作でデジタルズーム撮影ができます(a タッチズーム撮影)。

l マウントアダプター設定

別売のMマウントアダプター「FUJIFILM M MOUNT ADAPTER」を使用して、カメラ側に情報を送ることができないレンズを装着したときに、レンズに合わせて焦点距離をカメラに設定できます。

焦点距離設定

ご使用のレンズの焦点距離が21mm24mm28mm35mmのいずれかの場合は、lマウントアダプター設定レンズ14からご使用のレンズの焦点距離を選んでください。

21mm24mm28mm35mm以外のレンズをご使用になる場合はレンズ5またはレンズ6を選び、hを押して焦点距離設定メニューを表示させ、ご使用になるレンズの実焦点距離をefghで設定してください。

歪曲収差補正

画像の周辺部が歪んでしまう「歪曲収差」を補正できます。タル型糸巻き型の補正を、それぞれの3段階で補正できます。

色シェーディング補正

画像中央部と周辺部の色の違いなど(シェーディング)を画像の四隅それぞれ個別に補正できます。

  1. サブコマンドダイヤルを回して、補正場所(画面の四隅)を選びます。三角マークで表示される隅をそれぞれ補正できます。

  2. efghで補正値(色・量)を設定します。画像中央部と周辺部の色の差がなくなるように調整してください。

    • レッド/シアン(横軸方向)–9+9の範囲でレッドとシアンの縁取りを補正します。
    • ブルー/イエロー(縦軸方向)–9+9の範囲でブルーとイエローの縁取りを補正します。

色シェーディング補正を効果的に行うためには、青空やグレーの紙など単色のものを撮影し、その画像で最適化してください。

周辺光量補正

画像の周辺光量を補正できます。補正量は、–5+50(ゼロ)の計11段階から選べます。

  • プラス側に補正すると周辺光量が上がり、オールドレンズでの補正に有効です。
  • マイナス側に補正すると周辺光量が下がり、古いレンズやピンホールカメラで撮影したような効果が得られます。

周辺光量補正を効果的に行うためには、青空やグレーの紙など単色のものを撮影し、その画像で最適化してください。

m レンズなしレリーズ

ONにすると、レンズを未装着でシャッターがきれます。

設定値
ON OFF

c MFアシスト

マニュアルフォーカス時(Fフォーカス設定  > フォーカスモードマニュアルフォーカスのとき)のピント確認方法を設定します。

設定 説明
スタンダード 通常表示です。
フォーカス
ピーキング
コントラストの高い輪郭部分を強調して表示します。表示色とピーキングレベルの組み合わせを選べます。

C 測光

カメラが被写体の明るさを測定する方法を変更できます。撮影状況により、適正な明るさ(露出)にならないときに使用します。

測光モードを変更するときは、Fフォーカス設定  > 顔検出/瞳AF設定顔検出OFF/瞳AF OFFにしてください。

設定 説明
oマルチ 被写体の輝度分布や色、背景や構図などの情報を瞬時にカメラが判断し、さまざまな撮影状況で適正な露出が得られます。通常の撮影では、o(マルチ)をおすすめします。
pスポット 画面中央部約2%部分の露出が最適になるように測光します。逆光時など、被写体と背景の明るさが大きく異なるときなどに使用します。
qアベレージ 画面全体を平均して測光します。構図や被写体により露出が変化しにくい特長があり、白や黒の服を着た人や風景の撮影などに使用します。

v 測光&フォーカスエリア連動

ONにすると、C測光スポットFフォーカス設定AFモードシングルポイントのときにフォーカスフレームの位置に連動して測光します。

設定値
ON OFF

p フラッシュ設定

フラッシュのモードや発光量を変更できます。

フラッシュモード

使用するフラッシュのモードを選べます。

設定 説明
オート(表示なし) カメラが暗いと判断したときにフラッシュが発光します。
N強制発光 周囲の明るさにかかわらず、フラッシュが発光します。
Oスローシンクロ 夜景と人物の両方をきれいに撮影できます。明るい場所では露出オーバーになることがあります。
l後幕シンクロ シャッターを閉じる直前にフラッシュが発光します。
Dコマンダー スレーブ対応の外部フラッシュを同調させます。
P発光禁止 周囲や被写体の明るさに関わらず、フラッシュは発光しません。暗いときは三脚の使用をおすすめします。フラッシュを閉じても発光禁止になります。

フラッシュ調光補正

撮影目的や撮影条件に合わせて、フラッシュの発光量を変更できます。

設定値
+2 +1 2/3 +1 1/3 +1 +2/3 +1/3 ±0 -1/3 -2/3 -1 -1 1/3 -1 2/3 -2

被写体の条件や撮影距離などによって、発光量の補正効果が得られない場合があります。

赤目補正

暗い場所でフラッシュ撮影したときに、「赤目現象」を軽減します。

設定値
ON OFF

顔が検出できないときは、赤目補正されません。

RAWファイルの画像は、赤目補正できません。