撮影時に使う機能を設定できます。
撮影画面でMENU/OKボタンを押して、B(撮影メニュー2)タブを選びます。
メニューに表示される項目は、撮影モードによって異なります。
撮影時の発色や階調を変更できます。被写体に応じてフィルムを再現した設定から選べます。表現意図に応じてフィルムを選ぶ感覚で、色再現や階調表現を使い分けることができます。
設定 | 説明 |
---|---|
c PROVIA/ スタンダード |
標準的な発色と階調で人物、風景など幅広い被写体に適しています。 |
dVelvia/ ビビッド |
高彩度な発色とメリハリのある階調表現で、風景や花の撮影に適しています。 |
eASTIA/ ソフト |
肌色のつながりを良くしつつ、青空も鮮やかに写るようになります。屋外のポートレートに適しています。 |
iクラシッククローム | 発色を抑えて暗部のコントラストを高めます。落ち着いた表現に適しています。 |
gPRO Neg. Hi | hPRO Neg. Stdに比べて階調をやや硬めにしています。屋外でのポートレートに適しています。 |
hPRO Neg. Std | 全体的に落ち着いたトーンになります。さらに肌色再現の階調のつながりを重視し、スタジオでのポートレート撮影に適しています。 |
bモノクロ(フィルターなし) | モノトーンの表現を活かした印象的な仕上がりの撮影に適しています。 |
eモノクロ + Yeフィルター | 被写体のコントラストをやや強調した表現に適しています。青空が少し濃くなります。 |
dモノクロ + Rフィルター | 被写体のコントラストを強調した表現に適しています。青空が濃くなります。 |
fモノクロ + Gフィルター | 唇や肌などの調子が出る階調表現で、ポートレートに適しています。 |
fセピア | ウォーム調の色合いであたたかみのある雰囲気の表現に適しています。 |
フィルムシミュレーションBKT撮影する3枚の画像に対するフィルムシミュレーションの設定をそれぞれ設定します。各フィルムの特徴は「フィルムシミュレーション」を参照してください。
シャッターボタンを全押ししてからセルフタイマーが開始されるまでの時間を設定できます。また、条件を満たすと自動的に撮影されるセルフタイマーも用意されています(a セルフタイマー)。
設定した撮影間隔で自動的に設定回数分の撮影を行う、インターバルタイマー撮影ができます。インターバルタイマーで撮影した静止画をつなぎ合せて、1つの動画(タイムラプス動画)として保存することもできます。
撮影メニューからo インターバルタイマー撮影を選び、MENU/OKボタンを押します。
インターバルタイマー撮影の設定画面が表示されます。
efghで撮影間隔と撮影回数を設定し、MENU/OKボタンを押します。
記録方式設定画面が表示されます。
efで開始時間を設定し、MENU/OKボタンを押します。
開始時間設定画面が表示されます。
タイムラプス動画の画像サイズとフレームレートはPタイムラプス動画モードで変更できます。
efghで開始時間を設定し、MENU/OKボタンを押します。
インターバルタイマー撮影が開始されます。
HDR撮影、4K連写/マルチフォーカス撮影、バルブ撮影、パノラマ撮影、多重露出撮影のインターバルタイマー撮影はできません。また、連写でインターバルタイマー撮影すると、1回の撮影は1コマ撮影となります。
三脚のご使用をおすすめします。
撮影中のバッテリー切れに注意してください。別売のACパワーアダプターAC-9V、DCカプラーCP-W126を併せてご使用ください。
撮影する条件によっては、インターバルタイマー撮影中の画面表示が消えることがあります。撮影の数秒前になると画面表示が復帰します。
画面の表示が消えているときにシャッターボタンを押すと、画面表示が復帰します。
インターバルタイマー撮影の記録形式でa静止画+タイムラプス動画を設定したときの動画の画像サイズとフレームレートを変更できます。
設定 | 説明 |
---|---|
V2160/30P V2160/15P |
フレームレートが30 fps、15 fpsの3840 × 2160の4K動画 撮影した動画をカメラで再生する場合は、UHSスピードクラス3以上のカードをお使いください。 |
i1080/59.94P i1080/50P i1080/24P i1080/23.98P |
フレームレートが59.94fps、50fps、24fps、23.98fpsの1920×1080の動画 |
h720/59.94P h720/50P h720/24P h720/23.98P |
フレームレートが59.94fps、50fps、24fps、23.98fpsの1280×720の動画 |
ホワイトバランスを太陽光や照明などの光源に合わせて設定することにより、見た目に近い色で撮影できます(a ホワイトバランス)。
画像の色の濃さを設定します。撮影画像の色を濃くしたいときは「+」側に、薄くしたいときは「-」側に設定します。
設定値 | ||||
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+2 | +1 | 0 | -1 | -2 |