Fn(ファンクション)ボタン
各ファンクションボタンにはそれぞれ機能を1つ割り当てられます。ファンクションボタンを押すだけで機能を切り替えたり、設定画面を呼び出したりできます。
工場出荷時に割り当てられている機能とボタンの位置は以下のとおりです。
このカメラではT-Fn1~4の機能はタッチパネル(液晶画面)のフリック動作で機能を呼び出します。
タッチファンクションは工場出荷時の設定ではオフになっています。タッチファンクションを使用する場合は、D 操作ボタン・ダイヤル設定 > タッチパネル設定 > cタッチファンクションをONにしてください。
タッチファンクション
ファンクションボタン | 割り当てられている機能 |
---|---|
AT-Fn1(液晶画面を上フリック) |
ヒストグラム |
BT-Fn2(液晶画面を左フリック) |
フィルムシミュレーション |
CT-Fn3(液晶画面を右フリック) |
ホワイトバランス |
DT-Fn4(液晶画面を下フリック) |
電子水準器 |
背面のファンクションボタン
ファンクションボタン | 割り当てられている機能 |
---|---|
AFn1ボタン |
露出補正 |
BAE-Lボタン |
AE LOCKのみ |
CFn5ボタン |
AFモード |
DFn2ボタン |
撮影モード |
Eリアコマンドダイヤル中央押し |
フォーカスチェック |
FFn4ボタン |
顔検出ON/OFF |
GAF-ONボタン |
AF-ON |
背面のファンクションボタン(縦位置)
ファンクションボタン | 割り当てられている機能 |
---|---|
A縦位置リアコマンドダイヤル中央押し |
フォーカスチェック |
B縦位置AF-ONボタン |
AF-ON |
C縦位置AE-Lボタン |
AE LOCKのみ |
D縦位置Fn2ボタン |
撮影モード |
E縦位置Fn1ボタン |
露出補正 |
F縦位置Fn4ボタン |
顔検出ON/OFF |
前面のファンクションボタン
ファンクションボタン | 割り当てられている機能 |
---|---|
AFn3ボタン |
パフォーマンス |
B縦位置Fn3ボタン |
パフォーマンス |
ファンクションボタンの割り当て変更
DISP/BACKボタンを長押しすると、ファンクションボタンの割り当て設定画面を表示できます。
-
撮影画面でDISP/BACKボタンを長押しします。
-
割り当てを変更するファンクションボタンを選び、MENU/OKボタンを押します。
割り当て可能な機能は次のとおりです。
露出補正
画像サイズ
画質モード
RAW
フィルムシミュレーション
グレイン・エフェクト
カラークローム・エフェクト
カラークローム ブルー
スムーススキン・エフェクト
ダイナミックレンジ
Dレンジ優先
ホワイトバランス
カスタム選択
フォーカスエリア選択
フォーカスチェック
AFモード
AF-Cカスタム設定
顔セレクトop
顔検出ON/OFF
セルフタイマー
AE ブラケティング設定
フォーカスBKT 設定
測光
シャッター方式
フリッカー低減
感度
ブレ防止モード
35mmフォーマットモード
ワイヤレス通信
フラッシュ機能設定
TTL-LOCK
モデリング発光
ゼブラ設定
内蔵/外部マイクレベル設定
動画サイレント操作
被写界深度確認
マニュアル時モニター露出/WB反映
ナチュラルライブビュー
ヒストグラム
電子水準器
情報表示拡大モード
AE LOCKのみ
AF LOCKのみ
AE/AF LOCK
AF-ON
AWB LOCKのみ
ロック指定
パフォーマンス
撮影後自動画像転送
ペアリング接続先選択
Bluetooth ON/OFF
再生モード
撮影モード
なし
-
割り当てる機能を選び、MENU/OKボタンを押します。
なしを選ぶと、ファンクションボタンの割り当てはなくなります。
AE LOCKのみ、AF LOCKのみ、AE/AF LOCK、AF-ON、AWB LOCKのみをT-Fn1~4(タッチファンクション)に割り当てることはできません。
ファンクションボタンの割り当ては、D操作ボタン・ダイヤル設定 > ファンクション(Fn)設定からも設定できます。
AF-ONの割り当て
AF-ONを割り当てたボタンを押すと、シャッターボタン半押しの状態になります。
モデリング発光の割り当て
モデリング発光に対応したクリップオンフラッシュを装着している状態で、モデリング発光を割り当てたボタンを押すと、モデリング発光を行います。撮影前に被写体の影の出かたなどを確認できます。
TTL-LOCK の割り当て
TTL-LOCKを割り当てたボタンを押すと、Fフラッシュ設定 > TTL-LOCKモードで設定されているモードでロックできます(aTTL-LOCKモード)。
n顔セレクトopの割り当て
n顔セレクトopを割り当てたボタン で、n顔セレクトopのオンとオフを切り替えることができます。
オンにすると、G フォーカス設定 > 顔検出/瞳AF設定でピントを合わせる顔を、フォーカスレバーやEVF 使用時のタッチ操作で選択できます(aEVF使用時のタッチ操作)。
オンにすると、フォーカスレバー、EVF使用時は以下の操作になります。
フォーカスレバーを動かしてピントを合わせる人物の顔を選択できます。フォーカスレバーの中央を押すと、ピントを合わせる位置を顔ではなく、フォーカスエリアに変更することができます(aフォーカスエリアの変更)。もう一度押すとピントを合わせる位置は顔に戻ります。
- EVF 使用時はタッチパネル(液晶モニター)の操作やフォーカスレバーでピントを合わせる人物の顔を選択できます。