交換レンズ
このカメラでは、富士フイルム製のFUJIFILM Xマウント対応の交換レンズが使用できます。
- レンズの各部名称
- レンズキャップの取り外し方
- レンズフードの取り付け方
- 絞りリング付きレンズについて
- 絞りリングなしレンズについて
- 手ブレ補正対応レンズについて
- フォーカスリングの移動によりMF撮影が可能なレンズについて
- 交換レンズのお手入れ
レンズの各部名称
Aフードキャップ
Bレンズフード
Cフォーカスリング
D絞りリング
E取り付け指標(焦点距離)
F絞りリングロック解除ボタン
Gレンズ信号接点
Hレンズフロントキャップ
Iレンズリアキャップ
ここでは、XF27mmF2.8 R WRを例に説明しています。
レンズキットをお買い上げいただいたときは、A フードキャップとB レンズフードは同梱されていません。
レンズキャップの取り外し方
図のようにレンズキャップを取り外します。
レンズキャップは形状が異なることがあります。
レンズフードの取り付け方
レンズフードを取り付けると、画像に悪影響を及ぼす光線をカットし、レンズ面の保護にも役立ちます。
レンズフードは、最後の位置まで回して取り付けてください。
絞りリング付きレンズについて
レンズで絞りを A以外に設定しているときは、レンズの絞りリングで絞りを調整できます(A(絞り優先)またはM(マニュアル)モードのとき)。
動画専用操作モードoL が ONのときは、絞りリング操作は無効になります。
絞りをAに設定しているときは、コマンドダイヤルで絞りを調整できます(aコマンドダイヤル設定)。
絞りリングロック解除ボタンがあるレンズの場合、絞りリングをAから解除するときは、ボタンを押しながら絞りリングを回してください。
絞りモードスイッチがあるレンズの場合
絞りモードスイッチがあるレンズでは、絞りモードスイッチを Z の位置に設定すると、レンズの絞りリングで絞りを調整できます。
絞りリングなしレンズについて
絞りリングなしレンズを使用しているときは、D操作ボタン・ダイヤル設定 > 絞り設定 で 操作方法を選択できます。絞り設定 で オート 以外を設定しているときは、フロントコマンドダイヤルで絞りを調整します。
工場出荷時の設定は、D操作ボタン・ダイヤル設定 > コマンドダイヤル設定のフロントコマンドダイヤル2に絞りが設定されています。
手ブレ補正対応レンズについて
手ブレ補正対応レンズを使用しているときは、カメラのメニューでブレ防止モードを設定できます。レンズに手ブレ補正のスイッチ(OISスイッチ)がある場合は、OISスイッチを ONの位置に合わせると、手ブレ補正機能が使用できます。
フォーカスリングの移動によりMF撮影が可能なレンズについて
-
AF時は、フォーカスリングをフロント側にセットしてください。
-
MF時は、フォーカスリングをリア側にセットしてください。
ライブビューで画像を確認しながらフォーカスリングを回し、ピントを調整してください。距離指標と被写界深度目盛を活用した目測による MF撮影も容易に行えます。
フォーカスリングをリア側(MF)に移動しても、撮影モードによっては、MF撮影できない場合があります。
被写界深度目盛
絞り値によるピントの合う範囲の目安は、被写界深度目盛で確認できます。
- レンズの被写界深度スケールは、フィルム基準です。
交換レンズのお手入れ
- 使用後は、ブロワーブラシなどでほこりを払い、乾いた柔らかい布などで軽く拭いて汚れを落としてから保管してください。汚れがひどいときは、富士フイルムのレンズクリーニングペーパーにレンズクリーニングリキッドを少量つけて軽く拭いてください。
- 交換レンズを保管するときは、レンズフロントキャップとレンズリアキャップを取り付けてください。