クリップオンフラッシュ/シンクロターミナル
別売のクリップオンフラッシュを使うと、大光量の撮影ができます。別売のクリップオンフラッシュには、同調速度よりも高速シャッターに対応するFP(ハイスピードシンクロ)発光対応の製品や、単灯フラッシュとしてだけでなく、ワイヤレス多灯フラッシュシステムのコマンダーフラッシュとしてもご使用いただける製品もあります。
カメラでセットアップメニューを表示しているときなど、フラッシュのテスト発光ができない場合があります。
赤目補正について
暗い場所でフラッシュ撮影したときに、フラッシュの光が目の中で反射することにより瞳が赤く写る現象を「赤目現象」といいます。赤目現象を補正したいときは、Fフラッシュ設定 > 赤目補正を赤目抑制発光に設定します。
他社製のフラッシュをお使いになるときのご注意
カメラのホットシューに300V以上の電圧がかかるフラッシュは使用できません。TTL非対応のフラッシュを使用する場合は、発光モードをMにしてください。
クリップオンフラッシュ・シンクロターミナルを設定する
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使用するフラッシュをカメラに接続します。
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撮影メニューのFフラッシュ設定 > フラッシュ機能設定を選びます。
カメラに接続しているフラッシュの状態により、表示されるメニューや設定可能な項目が異なります。
フラッシュ設定 説明 シンクロターミナル 別売のクリップオンフラッシュを使用していないときに表示されます。シンクロターミナル、他社製フラッシュ等ホットシューのX接点のみを使用した撮影で使用します。
クリップオンフラッシュ 別売のクリップオンフラッシュを接続して、電源を入れている場合に表示されます。
コマンダー(光通信) 富士フイルムの光通信方式ワイヤレス多灯フラッシュシステムに対応したコマンダーフラッシュを使用するときに表示されます。光通信方式ワイヤレス多灯フラッシュシステムに対応している別売のクリップオンフラッシュを接続して、電源を入れている場合に表示されます。
ホットシューに何も接続されていない場合やカメラに対応したクリップオンフラッシュ以外が接続されている場合は、シンクロターミナルの設定画面が表示されます。
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フラッシュの設定を変更します。
フォーカスレバーで変更する項目を選び、リアコマンドダイヤルで設定値を変更します。
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DISP/BACKボタンを押します。
フラッシュモードが設定されます。
シンクロターミナル
別売のクリップオンフラッシュを使用していないときに表示されます。
項目 | 設定/説明 |
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Aモード(発光モード) |
ホットシューX接点(シンクロターミナル)からトリガー信号を発行するかどうかを選びます。
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B同調モード |
フラッシュが発光するタイミングを選びます。
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シンクロターミナルについて
シンクロコードを必要とするフラッシュをお使いになるときは、シンクロコードをシンクロターミナルに接続してください。
クリップオンフラッシュ
別売のクリップオンフラッシュを使用するときに表示されます。
項目 | 設定/説明 |
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Aモード |
フラッシュに設定されている発光モードが表示されます。カメラで発光モードを変更できるフラッシュをご使用の場合は、発光モードを選択することができます。表示される内容や設定可能な項目はご使用されているフラッシュにより異なります。
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B調光補正/発光量 |
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C TTLモード |
TTL撮影の発光モードを選びます。カメラの撮影モード(P、S、A、M)によって選択可能な設定が異なります。
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D同調モード |
フラッシュが発光するタイミングを選びます。
* AUTO FP(HSS)選択時は、シャッタースピードによっては撮影した画像に横縞が発生することがあります。 |
Eズーム設定 |
照射角ズームに対応したフラッシュをご使用の場合に照射角設定が表示されます。カメラで設定変更が可能なフラッシュをご使用の場合は、照射角ズームを設定できます。AUTOの設定では、カメラに取り付けているレンズの焦点距離に応じて自動で照射角が変更されます。 |
F配光設定 |
本機能に対応しているフラッシュをご使用の場合は、撮影画角に対するフラッシュ光の配光(照射角)特性を変更できます。
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GLEDライト設定 |
本機能に対応しているフラッシュをご使用の場合は、フラッシュ内蔵のLEDライトの用途を設定できます。
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GTIMES * |
モードが Multiのときに、1回の撮影における発光回数を設定します。 |
HHz * |
モードが Multiのときに、発光周波数を設定します。 |
* フラッシュの能力を超えた設定を行った場合は、フラッシュ側で設定が調整される場合があります。
コマンダー(光通信)
富士フイルムの光通信方式ワイヤレス多灯フラッシュシステムのコマンダーフラッシュを接続している場合に表示されます。
富士フイルムの光通信方式ワイヤレス多灯フラッシュシステムでは、コマンダーフラッシュとリモートフラッシュ間の光通信チャンネルをCH1~CH4から設定することができます。近隣で本フラッシュシステムを使用している場合の混信による誤動作を防いだり、複数のフラッシュシステムを使い分ける際に便利です。
また、システムを構成するフラッシュをA、B、Cの3つのグループに分けて、グループごとに発光モード、発光量を設定できます。
項目 | 設定/説明 |
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AAグループモード BBグループモード CCグループモード (発光モード) |
それぞれのグループの発光モードを設定します。A、Bグループは TTL/TTL%/M/Multi/OFFから選択できます。Cグループは TTL/M/Multi/OFFから選択できます。
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DAグループ調光補正/発光量 EBグループ調光補正/発光量 FCグループ調光補正/発光量 (発光強度) |
グループごとに設定されるモードに応じて、調光補正や発光強度が設定できます。
補正量、発光強度の設定がフラッシュの調整能力を超える場合には、十分に調整できない場合がありますので、実際の撮影画像で確認してください。 |
GTTLモード |
TTL撮影の発光モードを選びます。カメラの撮影モード(P、S、A、M)によって選択可能な設定が異なります。
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H同調モード |
フラッシュが発光するタイミングを選びます。
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Iズーム設定 |
照射角ズームに対応したフラッシュをご使用の場合に照射角設定が表示されます。また、ご使用のフラッシュによっては、カメラで照射角ズームを設定できます。AUTOの設定では、カメラに取り付けているレンズの焦点距離に応じて自動で照射角が変更されます。 |
J配光設定 |
本機能に対応しているフラッシュをご使用の場合は、撮影画角に対するフラッシュ光の配光(照射角)特性を変更できます。
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Kコマンダー設定 |
モードがTTL、TTL%、Mのときに、富士フイルムの光通信方式ワイヤレス多灯フラッシュシステムのコマンダーフラッシュとして使用する際の、発光グループを設定できます。富士フイルムの光通信方式ワイヤレス多灯フラッシュシステムに対応したクリップオンフラッシュを接続している場合に設定できます。
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KTIMES |
モードが Multiのときに、1回の撮影における発光回数を設定します。 |
LCH設定 |
コマンダーフラッシュとリモートフラッシュ間の光通信チャンネルを設定します。近隣で本フラッシュシステムを使用している場合の混信による誤動作を防いだり、複数のフラッシュシステムを使い分けたりする際に便利です。 |
LHz |
モードが Multiのときに、発光周波数を設定します。 |