撮影設定(静止画)
静止画撮影時の設定を設定できます。
静止画撮影画面でMENU/OKボタンを押して、A(撮影設定)タブを選びます。
シーン選択
オートモード切換レバーをwの位置にしたときの撮影シーンを選択できます(aオートモード撮影)。
ドライブ設定
ドライブモードの設定を変更できます。
設定 | 説明 |
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BKT設定1/ BKT設定2 |
ドライブモードがBKT1またはBKT2のときのブラケティングの種類やそれぞれの設定を変更できます(aブラケティング撮影)。 |
CH 高速連写 |
ドライブモードがCH(高速連写)のときの連写速度を設定します(a連続撮影(連写))。 |
CL低速連写 |
ドライブモードがCL(低速連写)のときの連写速度を設定します(a連続撮影(連写))。 |
多重露出制御 |
ドライブモードがj(多重露出)のときにどのように画像を合成するかを選びます(a多重露出撮影)。 |
Adv.フィルター設定1/ Adv.フィルター設定2 |
ドライブモードがAdv.1またはAdv.2のときのフィルター効果を設定します(aアドバンストフィルター撮影)。 |
HDR
一度シャッターボタンを押すと明るさの異なる3枚の画像を撮影し、1枚の画像に合成します。白飛びや黒つぶれの少ない画像を撮影できます。HDR撮影は以下の手順で行います。
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オートモード切換レバーをvの位置に設定します。
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ドライブダイヤルをS(1コマ撮影)に設定します。
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撮影メニューからA撮影設定 > HDRを選び、MENU/OKボタンを押します。
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明るさの変化量を設定します。
設定 説明 OFF HDR撮影を行いません。 AUTO ダイナミックレンジを200%から800%の間で自動で設定します。 200% ダイナミックレンジを200%に設定します。 400% ダイナミックレンジを400%に設定します。 800% ダイナミックレンジを800%に設定します。 800% + ダイナミックレンジがもっとも広くなるようにカメラが最適な設定を行います。 -
撮影します。
合成された画像が撮影されます。
撮影中はカメラをしっかり構え続けてください。
被写体が動いたり構図が変わったりする場合や、被写体の明るさが変わる場合は、意図したとおりの画像が撮影できないことがあります。
画像の周辺部分がわずかにトリミングされ、解像度が若干低下します。
ダイナミックレンジが広くなるほど、画像にノイズが増えます。状況に応じてダイナミックレンジ設定を使い分けてください。
拡張感度は使用できません。
HDRの設定とISO感度の設定によっては、シャッタースピードが設定した値にならないことがあります。
フラッシュは発光しません。
HDR撮影で合成された画像には再生時にtアイコンが表示されます。
スポーツファインダーモード
撮影画面をクロップし、枠内を撮影します。スポーツや鳥など動く被写体を撮影する場合に便利です。
設定 | 説明 |
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ON | 画面内に画角1.25倍相当のフレーム(枠)が表示され、フレーム(枠)内をクロップして撮影します。 |
OFF | クロップ撮影しません。 |
撮影メニューのH画質設定 > 画像サイズはPサイズのみ選べます。
電子シャッターで撮影可能なモードのときは使用できません。
プリ撮影sJ
シャッターボタンを全押ししてから撮影画像がメモリーカードに記録されるまでのタイムラグを抑えるために、シャッターボタンを半押ししたときから電子シャッターによる撮影を開始し、全押し直前の画像から連写した画像をメモリーカードに記録します。
設定値 | |
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ON | OFF |
連写設定がCH(高速連写)でs電子シャッターのときにプリ撮影を行います(aシャッター方式)。
セルフタイマー
シャッターボタンを全押ししてからセルフタイマーが開始されるまでの時間を設定できます。
- 画面には、シャッターがきれるまでの秒数が表示されます。
- タイマーを途中で止めるには、DISP/BACKボタンを押します。
設定 | 説明 |
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R2秒 | シャッターボタンを全押ししてから2秒後にシャッターがきれます。シャッターボタンを押すときにカメラが動くのを防ぐときなどに使用します。セルフタイマー開始と同時にカメラ前面のセルフタイマーランプが点滅します。 |
S10秒 | シャッターボタンを全押ししてから10秒後にシャッターがきれます。撮影者を含めた集合写真を撮影するときなどに使用します。カメラ前面のセルフタイマーランプが点灯し、撮影直前に点滅します。 |
OFF | セルフタイマーを使用しません。 |
シャッターボタンを押すときは、レンズの前に立たないでください。ピントが合わなかったり、適正な明るさにならなかったりすることがあります。
セルフタイマー設定は、電源をオフにすると自動的に解除されます。
セルフタイマー設定保持
ONのときは、セルフタイマー撮影後に続けてシャッターボタンを押すと、設定されている時間でセルフタイマー撮影できます。また、電源をオフにしてもセルフタイマーの設定は維持されます。
設定値 | |
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ON | OFF |
セルフタイマーランプ
ONにするとセルフタイマー撮影中にセルフタイマーランプが点滅します。夜景を撮影するときなどはOFFに設定してください。
設定値 | |
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ON | OFF |
インターバルタイマー撮影
設定した時間ごとに自動撮影するインターバルタイマー撮影の撮影間隔と撮影回数を設定できます。
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撮影メニューからA撮影設定 > インターバルタイマー撮影を選び、MENU/OKボタンを押します。
インターバルタイマー撮影の設定画面が表示されます。
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フォーカスレバーで撮影間隔と撮影回数を設定し、MENU/OKボタンを押します。
開始時間設定画面が表示されます。
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フォーカスレバーで開始時間を設定し、MENU/OKボタンを押します。
インターバルタイマー撮影が開始されます。
バルブ撮影、多重露出撮影のインターバルタイマー撮影はできません。また、連写でインターバルタイマー撮影すると、1回の撮影は1コマ撮影となります。
三脚のご使用をおすすめします。
撮影中のバッテリー切れに注意してください。USB給電のご使用をおすすめします(aUSB給電設定)。
インターバルタイマー撮影中は画面の表示が消えます。撮影の数秒前になると画面表示が復帰します。
画面の表示が消えているときにシャッターボタンを押すと、画面表示が復帰します。
撮影回数を ∞に設定すると、インターバルタイマー撮影設定前の画面に表示されていた撮影可能枚数まで撮影します。
インターバルタイマー撮影露出平準化
ONにすると、インターバルタイマー撮影時にカメラが自動で露出を調整し、直前に撮影された画像と明るさが大きく変化しないようにします。
設定値 | |
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ON | OFF |
被写体の明るさが大きく変化するときは、露出が安定しないように見えることがあります。その場合、インターバルタイマー撮影の撮影間隔を短くすることをおすすめします。
マニュアル(M)撮影のときは、感度がAUTOのときのみ露出の平準化を行います。
測光
カメラが被写体の明るさを測定する方法を変更できます。撮影状況により、適正な明るさ(露出)にならないときに使用します(a測光モードを変更)。
シャッター方式
使用するシャッター方式を変更できます。電子シャッターを使用すると、シャッター音を消して撮影することもできます。
設定 | 説明 |
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tメカニカルシャッター | メカニカルシャッターで撮影します。 |
s電子シャッター | 電子シャッターで撮影します。 |
uメカニカル+電子 | カメラが状況に応じて メカニカルまたは 電子シャッターで撮影します。 |
s電子シャッターまたはuメカニカル+電子に設定すると、シャッタースピードダイヤルを4000にしたあとにリアコマンドダイヤルで、より高速のシャッタースピードを選べます。
電子シャッター使用時は、以下のことにご注意ください。
- 動いている被写体を撮影すると、画像が歪んで撮影される場合があります。
- 高速シャッター使用時においても、手持ち撮影すると画像が歪んで撮影される場合があります。三脚のご使用をおすすめします。
- 瞬間的な光や、蛍光灯などの照明下では、帯状のムラが撮影されることがあります。
- シャッター音を消して撮影できますが(aシャッター音量)、被写体のプライバシーや肖像権などに十分ご配慮の上、お客様の責任でお使いください。
電子シャッター使用時は、以下の機能制限があります。
- 拡張感度は使用できません。
- 電子シャッターで撮影されるときは、長秒時ノイズ低減は機能しません。
- フラッシュは発光しません。
フリッカー低減
蛍光灯などの照明下で画面や画像に発生するちらつき(フリッカー現象)を低減します。
設定 | 説明 |
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全コマ | 全コマでフリッカー低減処理を行います。1コマ目のみでフリッカー低減処理を行う場合に対し、連写速度が遅くなります。 |
1コマ目のみ | 1コマ目のみでフリッカー低減処理を行い、2枚目以降(連写時)はその処理を継続します。連写中にフリッカーが見えてきてしまうことがあります。 |
OFF | フリッカー低減を行いません。 |
フリッカー低減を使用すると、撮影にかかる時間が長くなります。
電子シャッターでは、フリッカー低減がOFFになります。
動画撮影では、使用できません。
ブレ防止モード
手ブレや被写体ブレを軽減します。
設定 | 説明 |
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L常時+動き認識 | 常に手ブレ軽減を行います。また、動くものを認識するとシャッタースピードを制御し、被写体ブレを軽減します。 |
l常時 | 常に手ブレ軽減を行います。 |
M撮影時+動き認識 | 撮影される瞬間のみ手ブレ軽減を行います。フォーカスモードがCのときは、シャッターボタン半押し時も手ブレを軽減します。また、動くものを認識するとシャッタースピードを制御し、被写体ブレを軽減します。 |
m撮影時 | 撮影される瞬間のみ手ブレ軽減を行います。フォーカスモードがCのときは、シャッターボタン半押し時も手ブレを軽減します。 |
OFF | 手ブレ軽減を使用しません。三脚使用時はOFFにすることをおすすめします。 |
感度を固定値に設定しているときは、動き認識を行いません。また、その他の設定によって動き認識の設定が無効になる場合があります。被写体の速さや明るさによっては、被写体ブレ軽減の効果が得られない場合があります。
手ブレ補正対応レンズ装着時のみ有効です。
レンズに手ブレ補正のスイッチ(OISスイッチ)がある場合、レンズ側の設定が優先されます。
手ブレ補正機能が動作すると、振動や動作音を感じることがあります。
感度
光に対するISO感度を変更できます(aISO感度を変更)。
xFワイヤレス通信
無線LANを使ってスマートフォンと通信できます。スマートフォンと通信すると、以下の機能が使用できます。
- スマートフォンを操作して、カメラで撮影
- カメラからスマートフォンに画像を送信
- スマートフォン側でカメラ内の画像を閲覧/取り込み
- スマートフォンで取得した位置情報をカメラに送信
これらの機能を使用するには、スマートフォンにあらかじめ最新のスマートフォンアプリケーション「FUJIFILM Camera Remote」をインストールしておく必要があります。
「FUJIFILM Camera Remote」については、以下のサイトをご覧ください。