動画を撮影する
音声付きの動画を撮影できます。
動画の撮影方法
このカメラはt(動画撮影)ボタンを押すか、モードダイヤルをF(動画)に合わせることで動画を撮影することができます。
t(動画撮影)ボタン
t(動画撮影)ボタンを押すと、静止画撮影時に簡単に動画を撮影することができます。
フォーカスモードは自動的にコンティニュアスAFに変更されます。
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t(動画撮影)ボタンを押すと、動画撮影が開始されます。
- 撮影中は、Vが表示されます。
- 動画撮影の撮影時間(カウントアップ)が表示されます。
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もう一度t(動画撮影)ボタンを押すと、撮影が終了します。
撮影時間が29分59秒になるか、メモリーカードに空きがなくなると、撮影は自動的に終了します。
F(動画)
モードダイヤルをF(動画)に合わせてからシャッターボタンを押すと、様々な設定を反映した動画を撮影することができます。
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モードダイヤルをF(動画)に合わせます。
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シャッターボタンを押すと、動画撮影が開始されます。
- 撮影中は、Vが表示されます。
- 動画撮影の撮影時間(カウントアップ)が表示されます。
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もう一度シャッターボタンを押すと、撮影が終了します。
撮影時間が29分59秒になるか、メモリーカードに空きがなくなると、撮影は自動的に終了します。
温度保護機能について
カメラやバッテリーの温度が上昇すると、カメラを保護するために自動的に電源がオフになる場合があります。温度警告が表示された場合は、画像にノイズが多くなる可能性があります。一度、電源をオフにし、しばらくたってからご使用ください(a警告表示)。
動画を撮影するときは、UHSスピードクラス3以上のメモリーカードをご使用ください。
音声も同時に記録されるので、撮影中に指などでマイクをふさがないようご注意ください。
動画撮影中は、カメラの動作音が録音されることがあります。
高輝度の被写体を撮影すると、縦スジや横スジが入ることがありますが故障ではありません。
動画の記録中は背面のインジケーターランプが点灯します。
ズームリングがあるレンズを使用している場合は、動画撮影中もズームリングでズーム操作が行えます。
動画撮影中に露出補正を変更できますが、補正段数は±2の範囲となります。
撮影モードや撮影の設定によっては、動画撮影できない場合や設定が反映された動画が撮影されない場合があります。
ヘッドホンなどで音を聞きながら撮影する場合はUSB端子を使用します。付属のヘッドホン用アダプターでUSB端子から変換する必要があります。
外部マイクについて
このカメラでは、外部マイクを使用できます。外部マイクのプラグはプラグインパワーを必要としないφ 3.5 mmピンで取り付けるものをご使用ください。詳しくはステレオマイクの使用説明書をご覧ください。
XLRマイクアダプターについて
このカメラではティアック株式会社製XLRマイクアダプター(TASCAM CA-XLR2d-F)を使用できます。詳しくは以下のTASCAMのウェブサイトをご覧ください。
動画の設定について
動画の設定は静止画撮影メニューのB 動画設定または動画撮影メニューで変更できます(aメニューの使い方)。
- 静止画撮影メニューのB 動画設定では、t(動画撮影)ボタンを押して動画を撮影するときの簡単な設定ができます(a動画設定(静止画))。
- 動画撮影メニューでは、モードダイヤルをF(動画)に合わせてからシャッターボタンを押して撮影するときの設定ができます(a動画設定(動画))。
静止画撮影メニューのB 動画設定は動画撮影メニューの設定と共通です。片方の設定を変更すると、もう片方の設定も自動的に変更されます。
背景ボケを生かした動画について
絞りをできるだけ開放側に設定することでボケを生かした動画を撮影できます。撮影モードをA(絞り優先)またはM(マニュアル)に設定し、絞り値を調整します。