フィルムカメラモード
フィルムカメラのような撮影体験ができます。あらかじめ設定した撮影枚数をすべて撮影すると、撮影した一連の画像が1つのパトローネ(フィルム)としてメモリーカードに保存されます。
パトローネに保存された画像を再生するときはスマートフォンアプリケーションが必要です。
フィルムカメラモードで撮影する
撮影の設定をしてフィルムカメラモードで撮影を行います。
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静止画/動画切替スイッチをSTILLに設定します。
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フィルムカメラモードで使用したいフィルムシミュレーションまたはフィルターを選びます(aフィルムシミュレーションとフィルター)。
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撮影画面で液晶モニターを下にスワイプします。
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フィルムカメラモードをタップします。
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撮影に関する注意画面が表示されます。
OKをタップすると、次の画面に進みます。
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パトローネの撮影枚数や日付入り撮影、撮影モードの設定をします。
設定が終わったら始めるをタップします。初めてフィルムカメラモードを使用するときは機能の紹介画面が表示されます。OKをタップすると、次の画面に進みます。
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シャッターボタンを押して1枚目の画像を撮影します。
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フレーム切り替えレバーを引きます。
レバー状況アイコンが点灯して、次の画像が撮影できるようになります(aフィルムカメラモードの表示画面)。
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シャッターボタンを押して次の画像を撮影します。
フレーム切り替えレバーを引かずにシャッターボタンを押すと、レバー状況アイコンとインジケーターランプが点滅し、撮影できません。フレーム切り替えレバーを引いてから再度撮影してください。
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手順8と手順9を繰り返して撮影をします。
設定した枚数を撮影するとフィルムカメラモードが終了します。撮影した画像はパトローネとしてメモリーカードに保存されます。
フィルムカメラモード中にサブ液晶モニターをダブルタップするとフィルムカメラモードを終了できます。終了するとそれまで使用していたパトローネで撮影を再開することはできません。
AFモードは自動的にシングルポイントに変更されます。
次のときはフィルムカメラモードに切り替わりません。
- 静止画/動画切替スイッチがMOVIEのとき
- カメラにメモリーカードが入っていないとき
- メモリーカードの空き容量が不足しているとき
- フィルターで二重露光を選んでいるとき
撮影したパトローネを確認する
再生画面でメニューを表示し、Kをタップして設定を切り替えてからサブ液晶モニターのvをタップすると、メモリーカードに保存されているパトローネの種類を確認できます。
再生メニューでパトローネの消去やプロテクトができます。
フィルムカメラモードの表示画面
フィルムカメラモードのときは次の画面が液晶モニターに表示されます。
項目 | 説明 |
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A電池残量 |
カメラのバッテリーの残量が表示されます。 |
B絞り値 |
絞り値が表示されます。 |
C温度警告 |
カメラの温度が上昇したときに表示されます。 |
Dフラッシュ |
フラッシュが発光するかどうかが表示されます。 |
E撮影枚数 |
撮影した枚数が表示されます。 |
Fパトローネの枚数 |
設定したパトローネの撮影枚数が表示されます。 |
G日付入り撮影切替 |
タップするとランプが点灯し、撮影した画像の右下に日付が記録されます。 |
H簡易MF距離指標 |
マニュアルフォーカス撮影のときにピントが合う距離の変更ができます。 |
IAF/MF切替スイッチ |
オートフォーカスとマニュアルフォーカスを切り替えることができます。 |
J日付 |
日付が表示されます。 |
Kレバー状況 |
フレーム切り替えレバーが引かれているかどうかが表示されます。OKが表示されているときにシャッターボタンを押すと撮影ができます。 |
マニュアルフォーカス撮影
フォーカスリングを回してピントが合う距離を変更できます。
簡易MF距離指標
簡易MF距離指標をタップして、ピントが合うおおまかな距離を4段階で変更することもできます。
ピントが合う距離の目安は次のとおりです。
アイコン | 説明 |
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花や人物の顔などを撮影するときの距離です。 |
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ポートレート撮影をするときの距離です。 |
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複数の人物を撮影するときの距離です。 |
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風景写真や、遠くの被写体を撮影するときの距離です。 |